グルテンフリーを必要とする人たちの笑顔のきっかけになりたい。

私がシェフになったルーツは、育った環境にあります。料理上手な母のもと、いつも美味しい食事に囲まれて育った私は、人は美味しいものを食べると自然と笑顔になることを知りました。物心つく頃には、料理を作ることに強く興味を持っており、料理を作る楽しさを感じていました。

「グルテンフリー」に興味をいだいたのは、渡米がきっかけです。アメリカでは、グルテンフリーのお店がたくさんあったのですが、日本ではほとんどありませんでした。しかし、グルテンフリーを必要とする人は日本にもたくさんいます。その多くの人たちは、外食への期待はなく、食の制限があるから美味しいものは食べれないと諦めている状態でした。そのことが私の心に火をつけ、グルテンフリーの専門店をオープンしました。

そして今では、グルテンフリーであっても、安心して美味しいものを食べられると証明することに情熱を注ぎ、日々レシピ開発、商品開発をしています。食は心の豊かさにも繋がります。私たちは世界中のグルテンフリーを必要とする人たちの笑顔のきっかけになりたいです。